情報セキュリティスペシャリスト平成23年秋期 午前Ⅱ 問9

問9

サービス不能攻撃(DoS)の一つであるSmurf攻撃の特徴はどれか。
  • ICMPの応答パケットを大量に発生させる。
  • TCP接続要求であるSYNパケットを大量に送信する。
  • サイズの大きいUDPパケットを大量に送信する。
  • サイズの大きい電子メールや大量の電子メールを送信する。
  • [出題歴]
  • 安全確保支援士 R3春期 問4
  • 安全確保支援士 R4秋期 問4
  • 情報セキュリティ H25春期 問14
  • 情報セキュリティ H26秋期 問12
  • 情報セキュリティ H28春期 問7
  • 安全確保支援士 H29秋期 問7
  • 安全確保支援士 H31春期 問6

分類

テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ

正解

解説

Smurf攻撃(スマーフアタック)は、ネットワークの疎通確認に使用されるICMP echo request(ping)の仕組みを悪用して、相手のコンピュータやネットワークに大量のパケットを送りつける反射型のDoS攻撃です。
攻撃者は、以下の手順で攻撃対象のサービスを妨害します。
  1. 送信元IPアドレスを攻撃対象のコンピュータに偽装したICMP echo requestを攻撃対象が属するネットワークにブロードキャストで大量に送りつける
  2. ICMP echo requestを受け取ったネットワーク内の端末が一斉に攻撃対象にecho replyパケットで応答する
  3. 大量の応答パケットの発生により攻撃対象のコンピュータおよびネットワークが過負荷状態になり正常なサービスが阻害される
  • 正しい。Smurf攻撃の説明です。
  • SYN Flood攻撃の説明です。
  • UDP Flood攻撃の説明です。
  • メールボム攻撃の説明です。
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