令和4年春期試験午前問題 午前Ⅰ 問29

午前Ⅰ 問29解説へ
リーダシップ論のうち,PM理論の特徴はどれか。

  • 優れたリーダシップを発揮する,リーダ個人がもつ性格,知性,外観などの個人的資質の分析に焦点を当てている。
  • リーダシップのスタイルについて,目標達成能力と集団維持能力の二つの次元に焦点を当てている。
  • リーダシップの有効性は,部下の成熟(自律性)の度合いという状況要因に依存するとしている。
  • リーダシップの有効性は,リーダがもつパーソナリティと,リーダがどれだけ統制力や影響力を行使できるかという状況要因に依存するとしている。
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分野:ストラテジ系
中分類:企業活動
小分類:経営・組織論
PM理論(ピーエムりろん)とは、リーダシップは「P機能」と「M機能」という2つの柱で構成されているとする理論で、2つの機能の強弱の組合せでリーダのタイプを類型化して表します。
P機能(Performance function) … 目標達成能力
計画立案、指示、叱咤などによってチームの生産性を高め、目標達成に向けてチームをけん引していく能力
M機能(Maintenance function) … 集団維持能力
チーム構成員同士の人間関係を良好に保ち、チームワークを深める能力
各機能が強い場合を大文字(P,M)、弱い場合を小文字(p,m)で表し、その組合せで4つのタイプに当てはめます。
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したがって「イ」の記述が適切です。
  • 特例論的アプローチの特徴です。戦前に一般的だった主張ですが、長年の研究結果よりリーダと非リーダを見分けるのに有効な資質は存在しないとされています。
  • 正しい。PM理論の特徴です。
  • SL理論(状況対応リーダシップ理論)の特徴です。いかなる状況にも効果的な唯一万能のリーダ行動は存在しないという主張の下、リーダシップの有効性を状況との関係で捉え、状況要素のうち最も重要である部下や集団(フォロワー)の能力及び意欲の水準(レディネス)ごとに、有効性が高いリーダシップのスタイルを示したモデルです。
  • 状況呼応モデルの特徴です。リーダのもつパワーおよびリーダとメンバ間の対人関係や職位等によって決まる権力行使の幅によりリーダシップの有効性が左右されるという考え方です。

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