平成24年秋期試験問題 午前Ⅰ 問16

ソフトウェアの要件定義や分析・設計で用いられる技法に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  • 決定表は,条件と処理を対比させた表形式で論理を表現したものであり,複雑な条件判定を伴う要件定義の記述手段として有効である。
  • 構造化チャートは,システムの"状態"の種別とその状態が遷移するための"要因"との関係を分かりやすく表現する手段として有効である。
  • 状態遷移図は,DFDに"コントロール変換とコントロールフロー"を付加したものであり,制御系システムに特有な処理を表現する手段として有効である。
  • 制御フロー図は,データの"源泉,吸収,流れ,処理,格納"を基本要素としており,システム内のデータの流れを表現する手段として有効である。
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分野:テクノロジ系
中分類:システム開発技術
小分類:ソフトウェア要件定義
解説
決定表(decision table)は、複数の条件とその条件の組合せに対する処理や行動の関係を一覧にした表です。決定表を用いることで複数条件を組合わせた場合に、どのような処理や行動をとることが正しいかを論理的に判断することができます。
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  • 正しい。
  • 状態遷移図を説明した文です。
  • 制御フロー図を説明した文です。
  • DFD(Data Flow Diagram)を説明した文です。

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