平成24年春期試験午前問題 午前Ⅰ 問27
午前Ⅰ 問27解説へ
設定した戦略を遂行するために,財務,顧客,内部ビジネスプロセス,学習と成長という四つの視点に基づいて相互の適切な関係を考慮しながら具体的に目標及び施策を策定する経営管理手法はどれか。
- コアコンピタンス
- セグメンテーション
- バランススコアカード
- プロダクトポートフォリオマネジメント
正解 ウ問題へ
分野:ストラテジ系
中分類:経営戦略マネジメント
小分類:ビジネス戦略と目標・評価
中分類:経営戦略マネジメント
小分類:ビジネス戦略と目標・評価
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バランススコアカードは、「財務」「顧客」「内部ビジネスプロセス」および「学習と成長」の4つの視点から業績を評価し、対策までを具体化していくマネジメント手法です。
バランススコアカードのプロセスである各視点については以下の通り。
バランススコアカードのプロセスである各視点については以下の通り。
- 財務の視点
- 株主や従業員などの利害関係者の期待に応えて良い業績を出すために、財務的にどのように行動すべきかの指標を設定する。
- 顧客の視点
- 企業のビジョンを達成するために、顧客に対してどのように行動すべきかの指標を設定する。
- 内部ビジネスプロセス(業務プロセス)の視点
- 財務的目標の達成や顧客満足度を向上させるために、優れた業務プロセスを構築するための指標を設定する。
- 学習と成長の視点
- 企業のビジョンを達成するために、組織や個人としてどのように変化(改善)し能力向上を図るかの指標を設定する。
- 長年の企業活動により蓄積された他社と差別化できる企業独自のノウハウや技術のことです。
- 市場細分化のこと。市場をある性質によって分け、それぞれに対し、最適な戦略・施策を立案・実施します。
- 正しい。
- 縦軸に市場成長率,横軸に市場占有率をとったマトリックス図を4つの象限に区分し,製品の市場における位置付けを分析して資源配分を検討する手法です。
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