試験の概要
1.情報処理安全確保支援士試験の位置付け
情報処理安全確保支援士制度に基づき実施される国家試験です。共通キャリア・スキルフレームワークでレベル4に位置付けられITエンジニアとして応用的な知識・技能を有することを証明します。この資格に合格すると、情報セキュリティ分野に特化した知識・技術をもつ者として認定され、所定の登録手続きをとることで情報処理安全確保支援士を名乗ることができます。
また国内に数ある情報セキュリティ関連の資格のなかでも間違いなく最難関の試験です。
2.受験資格や年齢制限はない
情報処理安全確保支援士試験に限らず、情報処理技術者試験は受験者に関する制限がありません。学歴、実務経験、年齢を問わずどなたでも挑戦していただける資格です。
3.受験料
7,500円(非課税)です。振込手数料や決済手数料は各自の負担となります。領収書は、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBTS)の受験者専用サイト上のマイページからダウンロードできます。
4.受験の日程
試験は年2回実施されています。例年4月の第3日曜日に実施されるのが春期試験、10月の第2日曜日に実施されるのが秋期試験です。申込期間はその3ヶ月前から1ヶ月ぐらいの期間です。
5.合格発表
試験日のおよそ2カ月後で、春期試験では6月下旬、秋期試験では12月下旬です。詳細な日程は試験開催日の20時頃にIPAのWebサイトでアナウンスされます。合格発表当日の正午にIPAのサイト上で公開されるとともに後に官報にも掲載されます。合格証書の発送は、合格発表日の翌月中旬頃となります。
6.試験会場
全国47都道府県の主要都市が試験会場となっています。
- 北海道
- 札幌、帯広、旭川、函館、北見
- 東北
- 青森、盛岡、仙台、秋田、山形、郡山
- 関東
- 水戸、つくば、宇都宮、前橋、埼玉、千葉、東京、神奈川
- 中部
- 新潟、長岡、長野、甲府、静岡、浜松、豊橋、名古屋、岐阜、富山、金沢、福井
- 近畿
- 四日市、滋賀、京都、大阪、奈良、神戸、和歌山
- 中国
- 鳥取、松江、岡山、広島、山口
- 四国
- 徳島、高松、松山、高知
- 九州
- 北九州、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、那覇
7.受験申込み方法
定められた申込み期間内に『株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBTS)の受験者専用サイト』からインターネットを使って申し込みます(情報処理推進機構のHPからリンクされています)。初回の申込みではIDとパスワードを用意してマイページを作成する必要があります。
申し込んだのに受験票がなかなか届かないと心配になる人もいますが、受験票は試験日の月初あたりに発送されます。
8.主催団体・問合せ先
独立行政法人『情報処理推進機構』
〒113-8663
東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス15階
ホームページ:https://www.ipa.go.jp/shiken/
問い合わせ先:https://www.ipa.go.jp/contact.html