令和4年秋期試験問題 午前Ⅰ 問5

コンテナ型仮想化の説明として,適切なものはどれか。

  • 物理サーバと物理サーバの仮想環境とがOSを共有するので,物理サーバか物理サーバの仮想環境のどちらかにOSをもてばよい。
  • 物理サーバにホストOSをもたず,物理サーバにインストールした仮想化ソフトウェアによって,個別のゲストOSをもった仮想サーバを動作させる。
  • 物理サーバのホストOSと仮想化ソフトウェアによって,プログラムの実行環境を仮想化するので,仮想サーバに個別のゲストOSをもたない。
  • 物理サーバのホストOSにインストールした仮想化ソフトウェアによって,個別のゲストOSをもった仮想サーバを動作させる。
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分野:テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの構成
解説
仮想化のアーキテクチャは、ハイパーバイザ型、ホスト型、コンテナ型に大別されます。
コンテナ型は、ホストOS上にコンテナという互いに独立した空間を用意し、その空間上でライブラリやアプリケーションを動かす仕組みです。ゲストOSを起動する必要がないため低リソースで仮想化環境を構築することができます。しかし、ホストOSとは別のOSの仮想環境を構築することができないという制約もあります。
  • コンテナ型がOSを共有するというのは正しいですが、OSは必ず物理サーバがもつことになります。
  • コンテナ型はホストOSを持ちます。ホストOSがないアーキテクチャはハイパーバイザ型です。
  • 正しい。ホストOS上にゲストOSなしのプログラムの実行環境を構築するのがコンテナ型です。
  • コンテナ型ではゲストOSを動作させることができません。

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