平成21年秋期試験問題 午前Ⅰ 問9
問9解説へ
Webアクセシビリティに配慮した画面設計のうち,適切なものはどれか。
- head要素の中のtitle要素を同一にして,各ページに同じ表題を付ける。
- 確認は緑,取り消しは赤などのように,共通に使用されるボタンには色だけで判別できるようにする。
- 仮名入力欄の前には,"フリガナ(カタカナで入力)"のように,仮名の種類も明記する。
- ハイパーリンク及びボタンは,操作性を良くするために隣り合うものとの間隔を狭くとる。
正解 ウ問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:ユーザーインタフェース
小分類:ユーザーインタフェース技術
中分類:ユーザーインタフェース
小分類:ユーザーインタフェース技術
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解説
Webアクセシビリティは、Webページを利用する際に、年齢や身体的制約・利用環境などにかかわらず、すべての人が情報や機能にアクセスできるように設計することを指します。
- head要素のtitle要素は、Webブラウザのタブに表示されるタイトル文字列となります。タイトルが同じの場合、特にスクリーンリーダー利用時にはどのようなページなのか確認するのが遅くなるため、各ページに内容が端的にわかる固有のタイトルが必要です。
- 色覚異常をもつ人への配慮やモノクロ表示で意味が消えてしまうことから、Webアクセシビリティ上、色のみに依存した表示は禁止されています。
- 正しい。利用者がその意味を明確にわかるように、利用者が入力する箇所の前には、目的や方式を示すラベル・説明を付ける必要があります。ラベルがあればスクリーンリーダーでも意図が伝わります。
- アクションの目標となる要素は、操作ミスを防ぐため十分なサイズ・間隔が必要とされています。マウス操作に慣れない人もいるためです。
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