平成31年春期試験問題 午前Ⅰ 問20

ITサービスマネジメントにおける問題管理プロセスにおいて実施することはどれか。

  • インシデントの発生後に暫定的にサービスを復旧させ,業務を継続できるようにする。
  • インシデントの発生後に未知の根本原因を特定し,恒久的な解決策を策定する。
  • インシデントの発生に備えて,復旧のための設計をする。
  • インシデントの発生を記録し,関係する部署に状況を連絡する。
正解 問題へ
分野:マネジメント系
中分類:サービスマネジメント
小分類:サービスマネジメントプロセス
解説
問題管理は、インシデントや障害の根本原因を突き止め、再発防止のための恒久的な解決策を提示することを目的とするプロセスです。問題管理の主な活動は以下の通りです。
  • インシデントの根本原因と潜在的な予防処置を特定する
  • サービスへの影響を低減または除去するための処置を特定する
  • 問題の恒久的解決のための変更要求を提起する
  • 既知の誤りを記録し、ワークアラウンド(回避策)を提供する
したがって、根本原因の究明とその解決策の提示を行っている「イ」が正解です。
  • インシデント管理の役割です。
  • 正しい。問題管理の役割です。
  • ITサービス継続性管理の役割です。
  • サービスデスクの役割です。

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