情報処理安全確保支援士の難易度

合格率が20%程度なので合格する割合は5人中1人という計算になります。3~4回の受験を経てようやく合格する人も珍しくありません。受験者のほとんどが応用情報技術者試験合格レベルの知識・技能を有していることを考えると、かなり難しいと言えると思います。

また民間資格を含め、国内で実施されるセキュリティ関連試験の中では最難関となっています。

高度区分の中では最も合格しやすい

ここまでの文章と相反するようですが、情報処理安全確保支援士試験は、情報処理技術者試験の9つある高度区分の中で最も易しいと言われています。実際に合格率は高度区分の中で最も高い水準となっています。

レベル4に位置する試験の中で唯一年2回開催されていることが一番の理由ですが、午後試験が「国語問題」と言われているように、その問に対する技術的な知識がなくても読解力次第では正しい解答ができることがあるという理由もあります。

難易度が高いといっても、午後が論述形式ではなく記述式なので、市販のテキストを活用することで、独学でも実務経験がなくても合格可能なレベルです。


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