IPAの10/01のプレスリリース
と出ました。2025年4月1日付新規登録者が1,173名なので、3割増くらいの登録者です。
このうちの2025年4月試験の合格者がどのくらい登録したのかは10/10あたりに出るはずですが（去年がそのくらい）、おそらく3割5分くらいかな、とは思ってます。合格者も3,134人と相当多いので、肌感覚はそのくらい（1,100人程度）になる気がします。

2025年4月1日時点での登録セキスペ人数は、合計23,751名なので、半年の消除者は13人です。意外ですが、2024年10月から2025年3月までの消除者が267人であることから比較すると、驚きの残留率です。
国の目標的には、2026年以降年間5,250人増なので、半年2,625人を稼ぎだすために相当努力しないとまあ難しいですね。現実を見る講座が経済産業省には必要なのですが、人気はないようです。
https://www.sc-siken.com/bbs/1911.html

前期と比較して登録者が3割増しになった要因が純粋に合格者増だけなのか、まだ制度がどうも変わっていないだろうに、とは思いつつも、想像しがいがありますね。

合格者の増加が登録者数の加速につながっているならば，CBT化後はより急激に増えるのではないでしょうか．

2030年に5万人まで増やすのは難しそうでも，今後の増え方に注目ですね．

2020年からの統計をまとめました。RISSの登録者情報というのは、結構不安定で、外れ値が多いんですね。
※全角スペース4つでタブを置き換えてあるので、タブに置き換え直すとEXCELとかで使いやすくなります

年次    新規登録人数    集計対象    登録者（前期合格者）    集計対象    前期合格者    集計対象    前期合格者比    集計対象    総数    集計対象    消除者（前期総数 +  今期新規登録者 - 今期総数）    集計対象
2020年4月    1,096    ○    822    ○    2,703    ○    30.41    ×    20,413    ○    -    ×
2020年10月（※前期試験は中止）    307    ×    -    ×    -    ×    -    ×    19,752    ×    968    ○
2021年4月    804    ×    648    ×    2,253    ×    28.76    ×    20,178    ×    378    ○
2021年10月    1,037    ○    778    ○    2,306    ×    33.74    ×    19,450    ×    1,765    ×
2022年4月    1,016    ○    766    ○    2,359    ○    32.47    ×    20,253    ○    213    ×
2022年10月    854    ×    585    ×    2,131    ×    27.45    ×    20,744    ○    363    ○
2023年4月    1,152    ○    883    ×    2,782    ×    31.74    ○    21,633    ○    263    ×
2023年10月    1,086    ○    764    ×    2,394    ○    31.91    ○    21,727    ○    992    ×
2024年4月    1,345    ×    1,037    ×    3,284    ×    31.58    ○    22,692    ○    380    ○
2024年10月    1,294    ×    881    ×    2,769    ○    31.82    ○    22,845    ×    1,141    ×
2025年4月    1,173    ○    847    ○    2,615    ○    32.39    ×    23,751    ×    267    ×
2025年10月    1,525    ×    -    ×    3,134    ×    -    ×    24,937    ×    339    ○
最小値    307    -    585    -    2,131    -    27.45    -    19,450    -    213    -
第1四分位数    976    -    765    -    2,333    -    30.70    -    20,234    -    303    -
第2四分位数    1,091    -    800    -    2,615    -    31.78    -    21,189    -    378    -
第3四分位数    1,203    -    873    -    2,776    -    32.27    -    22,730    -    980    -
最大値    1,525    -    1,037    -    3,284    -    33.74    -    24,937    -    1,765    -
平均    1,093    -    803    -    2,568    -    31.76    -    21,244    -    486    -

グラフにすると、新規登録人数と登録者（前期合格者）は連動した推移をします。
前期合格者自体も概ね折れ線の形の推移は似ていますが、合格者の増減ほど目立って新規登録人数と登録者（前期合格者）の増減も急になるわけではないので、合格者数の要素の寄与度はそこまでではないといえます。