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平成31年春期問24について [1735]

 etaさん(No.1) 
標題の件につきまして、質問があります。
平成31年春期問24は下記のURLにあります。

https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/gmcbt8000000ddiw-att/2019h31h_sc_am2_qs.pdf

復旧時に行うログ情報の繁栄の平均処理時間が約2倍になる理由がわかりません。
ご教示のほどよろしくお願いいたします。
2024.09.23 16:20
pixさん(No.2) 
SC ダイヤモンドマイスター
この例ではDBのバックアップを取り扱っております。
解答するには、DBのバックアップ&リストア&リカバリの知識が必要になります。

話を簡単にするために、DBのフルバックアップはオフラインバックアップと
仮定します。
ここでいう復旧とはDBを最新の状態にリカバリすることを指します。

以下のケースでリカバリを検討してみます。
■ケース1
・DBのフルバックアップ:毎日夜中0時
・障害発生時刻:DBのフルバックアップの当日昼12時
1.夜の0時のフルバックアップをリストアする
2.夜の0時から昼の12時まで(12時間分)のログ情報を用いて
    ロールフォワードして、リカバリする
という2段階の操作になります。

■ケース2
・DBのフルバックアップ:2日に1回夜中0時
・障害発生時刻:DBフルバックアップの翌日昼12時
1.前日夜の0時のフルバックアップをリストアする
2.前日夜の0時から本日の昼の12時まで(36時間分)のログ情報を用いて
    ロールフォワードして、リカバリする
という2段階の操作になります。

このケースでは
・ケース1:毎日のフルバックアップ+12時間のログ情報
・ケース2:2日に1回のフルバックアップ+36時間のログ情報
で、ログ情報の適用量は3倍かかりました。

ですが、ログ情報の適用範囲は
・ケース1:毎日のフルバックアップ+0~24時間のログ情報
・ケース2:2日に1回のフルバックアップ+0~48時間のログ情報
ですので、ケース1に比べて、ケース2のログ情報は平均して約2倍と
いうことになります。また、ログ情報の適用時間は量に比例しますので、
正答である「復旧時に行うログ情報の反映の平均処理時間が2倍になる。」
という解答になります。
2024.09.23 16:59
 etaさん(No.3) 
pix  さま

ありがとうございます。
理解できました。

かなりわかりやすかったです!!!
2024.09.23 21:36
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