情報処理安全確保支援士令和4年秋期 午前Ⅰ 問16

問16

仕様書やソースコードといった成果物について,作成者を含めた複数人で,記述されたシステムやソフトウェアの振る舞いを机上でシミュレートして,問題点を発見する手法はどれか。
  • ウォークスルー
  • サンドイッチテスト
  • トップダウンテスト
  • 並行シミュレーション
  • [出典]
  • 応用情報技術者
    令和4年秋期 問46と同題

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア方式設計・詳細設計

正解

解説

ウォークスルーは、設計上の誤りを早期に発見することを目的として、各工程の終了時点で、作成者を含めた複数の関係者が設計書やソースコードを検査するデザインレビューの手法です。①原則として管理者には参加させない、②誤りの発見を目的としその場で解決策を議論しない、③事前に資料を配布しておくことで短時間で効率よく行うなどの特徴があります。
  • 正しい。ウォークスルーは、開発メンバーが行う設計書やソースコードの検査です。
  • サンドイッチテスト(折衷テスト)は、トップダウンテストとボトムアップテストを組み合わせて行う結合テストです。最上位モジュールと最下位モジュールの両方から開始し、1段ずつ結合しながら中間モジュールに至るまでテストを進めます。
  • トップダウンテストは、結合テストのときに上位のモジュールから下位のモジュールへと順に結合しながらテストをしていく手法です。
  • 並行シミュレーションは、別途用意したテスト用のプログラムと検証対象のプログラムに同じデータを入力して出力値を比較する手法です。
© 2014-2024 情報処理安全確保支援士ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop