情報処理安全確保支援士令和6年秋期 午前Ⅰ 問21

問21

システム監査において,監査手続の適用に際して用いられる技法のうち,データの生成から入力,処理,出力,活用までのプロセス,及び組み込まれているコントロールを,書面上で,又は実際に追跡するものはどれか。
  • ウォークスルー法
  • チェックリスト法
  • 突合・照合法
  • ドキュメントレビュー法
  • [出典]
  • 応用情報技術者
    令和6年秋期 問58と同題

分類

マネジメント系 » システム監査 » システム監査

正解

解説

  • 正しい。ウォークスルー法は、データの生成から入力、処理、出力、活用までのプロセス、及び組み込まれているコントロールを、書面上で、または実際に追跡する技法です。
  • チェックリスト法は、システム監査人が、あらかじめ監査対象に応じて調整して作成したチェックリスト(通常、チェックリスト形式の質問書)に対して、関係者から回答を求める技法です。
  • 突合・照合法は、関連する複数の証拠資料間を突き合わせること、記録された最終結果について、原始資料まで遡ってその起因となった事象と突き合わせる技法です。
  • ドキュメントレビュー法は、監査対象の状況に関する監査証拠を入手するために、システム監査人が、関連する資料および文書類を入手し、内容を点検する技法です。
システム監査基準(平成30年)では、選択肢の4つの監査技法の他に、インタビュー法、現地調査法、突合・照合法、現地調査法、コンピュータ支援監査技法、テストデータ法などを定義しています。
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