情報処理安全確保支援士令和6年秋期 午前Ⅱ 問21

問21

関係モデルにおける外部キーに関する記述のうち,適切なものはどれか。
  • 外部キーの値は,その関係の中で一意でなければならない。
  • 外部キーは,それが参照する候補キーと比較可能でなくてもよい。
  • 参照先の関係に,参照元の外部キーの値と一致する候補キーが存在しなくてもよい。
  • 一つの関係に外部キーが複数存在してもよい。
  • [出題歴]
  • 情報セキュリティ H26春期 問21

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース設計

正解

解説

  • 外部キーの値は、その関係の中で一意である必要はありません。他の関係の主キーを参照するものであり、参照元の表の中での値の重複は許容されます。
  • 外部キーは、参照する候補キーとデータ型や構造が一致している必要があります。比較可能でなければ参照制約は成立せず、データベースの整合性を保つことができません。
  • 外部キーの値は、参照先の候補キーの値として存在するものでなければなりません。外部キーの値に対応する主キーの値が存在する関係ことが参照制約となり、データベースの整合性を保証されます。
  • 正しい。外部キーは、1つの関係に複数存在していても問題ありません。複数の関係を参照先としてもつ場合、外部キーは複数となります。{売上明細No, 売上ID顧客ID商品ID,個数} などの例が挙げられます。
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