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情報処理安全確保支援士令和7年秋期 午前Ⅱ 問20
問20
HTTPのステータスコードに関する説明のうち,適切なものはどれか。
- 100番台は,リクエストを受けたサーバ側でエラーが発生したことを意味する。
- 200番台は,リクエスト内容に不備があるので,エラーが発生したことを意味する。
- 300番台は,完了するためにリダイレクトなど更なる動作が必要なことを意味する。
- 400番台は,リクエストがサーバに正常に受信され,処理が完了したことを意味する。
分類 :
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク応用
正解 :
ウ
解説 :
HTTPステータスコードは、サーバがクライアントのリクエストを処理した結果を伝えるための3桁の数字です。HTTPレスポンスの先頭行(ステータスライン)に記述されています。
HTTPステータスコードは大きく以下に分類されます。
HTTPステータスコードは大きく以下に分類されます。
- 1xx系(情報):リクエストが処理中であることを示す
- 2xx系(成功):リクエストが正常に処理されたことを示す
- 3xx系(リダイレクト):別の場所への転送やURL変更を通知
- 4xx系(クライアントエラー):利用者のリクエストに問題がある
- 5xx系(サーバエラー):サーバ側の障害
- 記述に対応するステータスコードは500番台です。100番台は、リクエストが受信されていて処理継続中であることを示す中間応答です。サーバが後続のリクエストを処理可能であることを伝える100 Continue、WebSocketへのプロトコル変更時に返される101 Switching Protocolsなどがあります。
- 記述に対応するステータスコードは400番台です。200番台は、サーバがリクエストが正しく受理され、処理に成功したことを示すレスポンスです。200 OKの成功、201 Createdの新規リソース作成完了、204 No Contentの成功したが本文なし、などがあります。
- 正しい。300番台は、要求を完了するためにクライアントの追加アクションを求めるレスポンスです。301 Moved Permanentlyや302 Foundのリダイレクト要求、304 Not Modifiedのキャッシュの再利用指示、などがあります。
- 記述に対応するステータスコードは200番台です。400番台は、クライアントのリクエストが不正であるため、サーバで処理できなかったことを示すレスポンスです。最も有名は404 Not Foundはリソース不存在、その他にも403 Forbiddenの権限なし、401 Unauthorizedの認証不可、などがあります。
