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情報処理安全確保支援士令和7年春期 午前Ⅰ 問10
問10
〔SQL文〕

- CASCADE
- RESTRICT
- SET DEFAULT
- SET NULL
- [出典]
- 応用情報技術者
令和7年春期 問27と同題
分類
テクノロジ系 » データベース » データ操作
正解
ア
解説
参照制約が設定されているデータベースでは、主キーを含む行が削除されたり、更新されたりすると、参照関係が崩れることがあります。DBMSでは、参照整合性が損なわれるデータ操作が行われたときに、どのような形で参照整合性を回復するかを、外部キー制約のON DELETEやON UPDATEに指定しておくことができます。指定できる動作は次の5種類です。
したがって「ア」が正解です。
- CASCADE
- 参照先のデータが更新・削除されると、対応する外部キーの値も自動的に更新・削除される
- RESTRICT
- 参照制約違反となるデータの更新・削除を拒否する
- NO ACTION(デフォルトの動作)
- 処理の終了時に参照整合性を確認し、違反していれば更新・削除を拒否する
- SET NULL
- 参照先のデータが更新・削除されると、対応する外部キーの値にNULLが設定される
- SET DEFAULT
- 参照先のデータが更新・削除されると、対応する外部キーの値にデフォルト値が設定される
したがって「ア」が正解です。