情報処理安全確保支援士平成29年秋期 午前Ⅰ 問20

問20

サービス提供時間帯が毎日6~20時のシステムにおいて,ある月の停止時間,修復時間及びシステムメンテナンス時間は次のとおりであった。この月の可用性は何%か。ここで,1か月の稼働日数は30日,可用性(%)は小数第2位を四捨五入するものとする。

〔停止時間,修復時間及びシステムメンテナンス時間〕
  • システム障害によるサービス提供時間内の停止時間:7時間
  • システム障害に対処するサービス提供時間外の修復時間:3時間
  • サービス提供時間外のシステムメンテナンス時間:8時間
  • 95.7
  • 97.6
  • 98.3
  • 99.0
  • [出典]
  • 応用情報技術者
    平成29年秋期 問55と同題

分類

マネジメント系 » サービスマネジメント » サービスマネジメント

正解

解説

まず1か月のサービス提供時間を計算します。

[1日のサービス提供時間]
 20-6=14(時間)
[1か月のサービス提供時間]
 14×30=420(時間)

3つの停止時間がありますが、可用性は「サービスが必要とされた時間にどれだけサービスが利用可能であったか」を示すので、計算にはサービス提供時間内の停止である7時間のみを含めます。420時間のうち7時間を除いてサービスを利用可能であったので、413時間を1か月のサービス提供時間で除して可用性を算出します。

 413÷420=0.9833333…=98.3(%)

したがって「ウ」が適切です。
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