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情報処理安全確保支援士令和元年秋期 午前Ⅰ 問9
問9
データベースに媒体障害が発生したときのデータベースの回復法はどれか。
- 障害発生時,異常終了したトランザクションをロールバックする。
- 障害発生時点でコミットしていたがデータベースの実更新がされていないトランザクションをロールフォワードする。
- 障害発生時点でまだコミットもアボートもしていなかった全てのトランザクションをロールバックする。
- バックアップコピーでデータベースを復元し,バックアップ取得以降にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。
- [出典]
- 応用情報技術者
令和元年秋期 問29と同題
分類
テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理
正解
エ
解説
データベースに媒体障害が発生したときには、まず最初に新しい媒体にバックアップデータを適用してバックアップ時点の状態を復元します。その後、更新後ログを用いてロールフォワード処理(前進復帰)を行うことで、バックアップ時点から障害発生までにコミットしたトランザクションの結果をデータベースに反映させます。この手順で回復することでデータベースを障害発生直前の状態まで回復することができます。
したがって「エ」の回復法が適切です。
したがって「エ」の回復法が適切です。
- トランザクション障害からの回復方法です。
- システム障害のうち、障害発生直前のチェックポイント後にコミットされたトランザクションに対する回復方法です。
- システム障害のうち、障害発生直前のチェックポイント後にコミットされていないトランザクションに対する回復方法です。
- 正しい。媒体障害からの回復方法です。