情報処理安全確保支援士令和5年秋期 午前Ⅱ 問21

問21

DBMSのデータディクショナリはどれか。
  • DBMS内部でのソートデータ,サブクエリを展開したデータなど,一時的なデータを格納したもの
  • 障害が発生した場合にバックアップを取った時点まで回復させるため,データベース自体の複製を格納したもの
  • データベースに関するユーザー情報,データ構造など,データベース管理情報を格納したもの
  • ユーザーからの指示によるデータベースの読込み情報,書込み情報などを格納したもの

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース設計

正解

解説

データディクショナリ(DD)は、データベースの特徴や属性やデータ定義情報など、データベース本体ではなく、データベースに付帯する情報(メタデータ)を格納するための文書やファイルのことを指します。データディクショナリは、次のような情報が格納されています。他のデータベースと同じく表とビューで構成されているので、SQL文でアクセスすることができます。
  • 概念スキーマ、外部スキーマ、内部スキーマとそれらの変換定義情報
  • 表、ビュー、インデックス、その他オブジェクトの定義情報
  • 参照制約、検査制約の定義情報
  • ユーザー情報
  • アクセス権と機密保護に関する情報
  • 一時ファイルの説明です。DBMS内部での一時データを格納するために使用されます。処理が終了すると自動的に削除されます。
  • バックアップファイルの説明です。障害が発生した際に、バックアップファイルから復元するために使用します。
  • 正しい。データディクショナリの説明です。
  • ログファイルの説明です。ユーザーが行った操作とその結果を保存します。主に何かあった際(=サイバー攻撃や、悪意のある人による不正など)に証拠を確認するために使用します。
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