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情報セキュリティスペシャリスト平成21年秋期 午前T 問7
問7
OSI(Open Source Initiative)が定義しているOSSの特徴はどれか。
- OSSとともに頒布される,ほかのソフトウェアのソースコードも公開しなければならない。
- OSSを再頒布する場合は,無料にしなくてはならない。
- 営利目的の企業での使用や,研究分野での使用も許可される。
- ソースコードを改変した場合の再頒布条件に,制約があってはならない。
- [出典]
- 応用情報技術者
平成21年秋期 問21と同題
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オープンソースソフトウェア
正解
ウ
解説
オープンソースの定義であるOSI(Open Source Initiative)の項目において、利用する分野(fields of endeavor)に対する差別の禁止があります。条文は「ライセンスはある特定の分野でプログラムを使うことを制限してはなりません。 例えば、プログラムの企業での使用や、遺伝子研究の分野での使用を制限してはなりません。」としており、営利目的の企業での使用や、研究分野での使用も許可されていることがわかります。
http://opensource.jp/osd/osd-japanese.html
- オープンソースであるプログラムを頒布する場合は、そプログラムの責任の所在を明らかにするためにソースコードを容易に入手可能であることを保証しなければなりません。しかしOSSとともに頒布されるほかのソフトウェアについては公開する必要はありません。
- 有償で提供することも許可されています。
- 正しい。
- 再頒布の条件として「派生ソフトウェアに元のソフトウェアとは異なる名前やバージョン番号をつけるよう義務付けるのは構わない」とされています。
http://opensource.jp/osd/osd-japanese.html