HOME»情報セキュリティスペシャリスト平成22年秋期»午前Ⅱ 問21
情報セキュリティスペシャリスト平成22年秋期 午前Ⅱ 問21
問21
和両立である表R(ID,NAME),S(NO,NAMAE)がある。差集合R-Sを求めるSELECT文とするために,aに入れるべき適切な字句はどれか。ここで,下線部は主キーを表す。また,NAMEとNAMAEはNULL不可とする。

- EXISTS
- NOT EXISTS
- NOT IN
- R.ID NOT IN
分類
テクノロジ系 » データベース » データ操作
正解
イ
解説
和両立(union compatible)とは、2つの関係の型が適合している様子をいいます。具体的には次の2つをともに満たす関係をいいます。
Rの中から重複行を取り除くには で「NOT EXISTS」を指定して、Rの中で副問合せに存在しない行のみを抽出します。
- 次数(属性数・列数)が等しい
- 対応する属性同士のドメイン(値の型・範囲)が等しい
Rの中から重複行を取り除くには で「NOT EXISTS」を指定して、Rの中で副問合せに存在しない行のみを抽出します。
- 副問合せではRとSで重複している行を抽出しているので誤りです。
- 正しい。
- IN句の後に続く副問合せでは正確に左辺式との評価を行う1つだけの列を返すものでなくてはなりません。またNOT INの前に評価対象となる式を記述しなくてはならないため構文として不適切です。
- 「ウ」と同様の理由で誤りです。