情報セキュリティスペシャリスト平成25年秋期 午前Ⅱ 問21

問21

分散データベースシステムにおける"分割に対する透過性"を説明したものはどれか。
  • データの格納サイトが変更されても,利用者のアプリケーションや操作法に影響がないこと
  • 同一のデータが複数のサイトに格納されていても,利用者はそれを意識せずに利用できること
  • 一つの表が複数のサイトに分割されて格納されていても,利用者はそれを意識せずに利用できること
  • 利用者がデータベースの位置を意識せずに利用できること
  • [出題歴]
  • 情報セキュリティ H19春期 問31

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース応用

正解

解説

分散データベースシステムは、地理的に離れた場所にある複数のデータベースを論理的にまとめ1つのデータベースとしてアクセスできるようにしたものです。分散データベースを利用する際に、データベースが複数の場所に離れていることを意識せずに利用できる性質を「透過性」といい、次の6つの種類があります。
  • 位置に対する透過性(location transparency)
  • 移動に対する透過性(migration transparency)
  • 分割に対する透過性(fragmentation transparency)
  • 複製に対する透過性(replication transparency)
  • 障害に対する透過性(failure transparency)
  • データモデルに対する透過性(data model transparency)
  • 移動に対する透過性の説明です。
  • 複製に対する透過性の説明です。
  • 正しい。分割に対する透過性の説明です。
  • 位置に対する透過性の説明です。
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