HOME»情報セキュリティスペシャリスト平成26年秋期»午前Ⅰ 問7
情報セキュリティスペシャリスト平成26年秋期 午前Ⅰ 問7
問7
図の論理回路において，S=1，R=1，X=0，Y=1のとき，Sを一旦 0にした後，再び1に戻した。この操作を行った後のX，Yの値はどれか。
- X＝0，Y＝0
- X＝0，Y＝1
- X＝1，Y＝0
- X＝1，Y＝1
- [出典]
- 応用情報技術者
平成26年秋期 問20と同題
分類
テクノロジ系 » ハードウェア » ハードウェア
正解
ウ
解説
図の論理回路図はフリップフロップと呼ばれ、2つの回路の安定した状態によって1ビットの情報を保持する回路です。現在と異なる入力が与えられると、次の入力があるまでその状態を保持しようとします。
問題文の初期状態"S=1、R=1、X=0、Y=1"だと、回路は次のようになっています。
次にSを0に変えると、次のような状態になります。他方の出力がもう一方の入力に影響を与えるので、2つの回路が安定するまで何回か入出力を繰り返します。
そしてSを1に戻すと次のような状態になります。
回路はこの状態で安定するので、出力の値は「X＝1，Y＝0」となります。
問題文の初期状態"S=1、R=1、X=0、Y=1"だと、回路は次のようになっています。