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情報セキュリティスペシャリスト平成27年春期 午前Ⅰ 問6
問6
プロセスのスケジューリングに関する記述のうち,ラウンドロビン方式の説明として,適切なものはどれか。
- 各プロセスに優先度が付けられていて,後に到着してもプロセスの優先度が処理中のプロセスよりも高ければ,処理中のものを中断し,到着プロセスを処理する。
- 各プロセスに優先度が付けられていて,イベントの発生を契機に,その時点で最高優先度のプロセスを実行する。
- 各プロセスの処理時間に比例して,プロセスのタイムクウォンタムを変更する。
- 各プロセスを待ち行列の順にタイムクウォンタムずつ処理し,終了しないときは待ち行列の最後につなぐ。
- [出典]
- 応用情報技術者
平成27年春期 問17と同題
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム
正解
エ
解説
ラウンドロビン方式は、実行可能状態となった順に従ってタスクに一定のCPU時間(タイムクウォンタム)を与えていくタスクスケジューリング方式です。一定時間内に処理が終わらなかったタスクは、実行可能状態の待ち行列の最後尾に移され、次にCPU使用権が与えられるまでの間は待ち状態となります。各タスクに均等にCPU時間が与えられるためタイムシェアリングシステムに適しています。
- 静的優先順位方式の説明です。
- イベントドリブンプリエンプション方式の説明です。
- ラウンドロビン方式におけるタイムクウォンタムは一定なので誤りです。
- 正しい。ラウンドロビン方式の説明です。