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情報セキュリティスペシャリスト平成28年秋期 午前T 問29
午前T 問29
故障率曲線において,図中のAの期間に実施すべきことはどれか。

- [この問題の出題歴]
- 応用情報技術者
平成28年秋期 問75と同題
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » OR・IE
正解
イ
解説
故障率曲線は、ハードウェア機器の故障回数を縦軸に、運用開始からの経過時間を横軸にして、その関係を表したものです。一般的にハードウェア機器のライフサイクルは、故障率によって3つの期間に分けることができます。
図中のAの期間は、故障回数が低い状態で安定しているため偶発故障期間に該当します。この期間は使用を続けるうちに発生する偶発的な故障に備えて「時間計画保全や状態監視保全を実施する」「予備部品を確保しておく」などの活動を実施します。
- 初期故障期間
- 設計や製造の不備や使用環境との相性によって故障率が高くなる期間
- 偶発故障期間
- 初期の不具合が落ち着いて安定した稼働が長く続き、偶発的な故障だけが発生する期間
- 摩耗故障期間
- 材料や部品の劣化によって故障回数が多くなる期間

- 初期故障期間で実施することです。
- 正しい。偶発故障期間で実施することです。
- 摩耗故障期間で実施することです。
- 摩耗故障期間で実施することです。