情報セキュリティスペシャリスト平成28年春期 午前T 問6

問6

仮想記憶方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
  • LRUアルゴリズムは,使用後の経過時間が最長のページを置換対象とするページ置換アルゴリズムである。
  • アドレス変換をインデックス方式で行う場合は,主記憶に存在する全ページ分のページテーブルが必要になる。
  • ページフォールトが発生した場合は,ガーベジコレクションが必要である。
  • ページングが繰り返されるうちに多数の小さな空きメモリ領域が発生することを,フラグメンテーションという。
  • [出典]
  • 応用情報技術者
    平成28年春期 問18と同題

分類

テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム

正解

解説

  • 正しい。LRU(Least Recently Used)は、ここ最近で最も長い間使用されていないページを置き換え対象とするアルゴリズムです。
  • インデックス方式では、小さなページテーブルをいくつか使って使用中の仮想空間の領域だけをカバーし、本当に必要なときだけ追加のページテーブルを作成する多段ページテーブルを用いるので、必要となるのは最低限のページテーブルだけで済みます。
  • ページフォールトが発生した場合は,置換え対象を決定した後、ページアウト/ページインが行われます。
  • ページングでは固定長の単位で行われるため、フラグメンテーション(メモリの断片化)は発生しません。
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