情報処理安全確保支援士平成29年秋期 午前Ⅱ 問2

問2

PKIを構成するOCSPを利用する目的はどれか。
  • 誤って破棄してしまった秘密鍵の再発行処理の進捗状況を問い合わせる。
  • デジタル証明書から生成した鍵情報の交換がOCSPクライアントとレスポンダの間で失敗した際,認証状態を確認する。
  • デジタル証明書の失効情報を問い合わせる。
  • 有効期限の切れたデジタル証明書の更新処理の進捗状況を確認する。
  • [出題歴]
  • 安全確保支援士 R3春期 問2
  • 情報セキュリティ H25春期 問3
  • 情報セキュリティ H26秋期 問1
  • 情報セキュリティ H28春期 問3
  • 安全確保支援士 H31春期 問2

分類

テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ

正解

解説

OCSP(Online Certificate Status Protocol)は、リアルタイムでデジタル証明書の失効情報を検証し、有効性を確認するプロトコルです。
クライアントは、確認対象となるデジタル証明書のシリアル番号をOCSPレスポンダに送信し、有効性検証の結果を受け取ります。この仕組みを利用することで、クライアント自身がCRLを取得・検証する手間を省くことができます。

したがって「ウ」が正しい記述です。
© 2014-2024 情報処理安全確保支援士ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop