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情報処理安全確保支援士平成29年春期 午前T 問15
午前T 問15
無線LAN環境におけるWPA2-PSKの機能はどれか。
- [この問題の出題歴]
- 応用情報技術者
平成29年春期 問42と同題
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » セキュリティ実装技術
正解
イ
解説
WPA2-PSK(WPA2 Pre-Shared Key)は、無線LANの暗号化方式の規格であるWPA2のうち個人宅やスモールオフィスなどの比較的小規模なネットワークで使用されることを想定したパーソナルモードです。このモードではアクセスポイントと端末間で事前に8文字から63文字から成るパスフレーズ(PSK:Pre-Shared Key)を共有しておき、そのパスフレーズとSSIDによって端末の認証を行います。
したがって「イ」が適切です。
なお、認証にパスワードでなくIEEE802.1Xに準拠した認証サーバを使用する方式は「WPA2 エンタープライズモード」と呼ばれます。
したがって「イ」が適切です。

- SSIDはアクセスポイントの識別子であり暗号化鍵としては使用されません。
- 正しい。
- 端末の認証はパスワードによって行われます。
- 無線LANではアクセスポイントと同じSSIDをもつ端末としか通信できないようになっていますが、これはWPA2ではなく無線LANの規格IEEE 802.11の機能です。