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支援士と情報系学位について [1936]

 ぽてとさん(No.1) 
支援士をR6秋に取った者です。
純粋な疑問を抱いたのですが、
いわゆる情報系の学位(学士・修士・博士)と比べた際の、
支援士の就活・転職市場等の客観的な価値はどれほどなのでしょうか?

もちろん大学により難易度に大きな差があることは承知しておりますが、
一般的にそれらの学位をお持ちの方々が、どの水準の資格レベルを修めているのか気になりました。

知恵袋等では高度試験総なめしても中堅の情報学士に及ばない、等の言論をみかけ、ふと気になりました。
2025.08.22 23:06
ツマグロヒョウモンさん(No.2) 
IPAが統計情報を公表しています。それを参考になさってはいかがでしょう。
R7年春季 大学院(情報系)26/65(合格者/受験者)40%、大学(理工系の情報系)35/128 27.3%
2025.08.23 11:29
 ぽてとさん(No.3) 
ツマグロヒョウモン様
ご丁寧にご返信いただきありがとうございます。
なるほど、情報系の院生であっても高度試験が余裕という訳ではなさそうですね。
私自身文系の学士卒で、IT系の転職市場でどこか負い目を感じていたため、
少し肩の荷が降りたように感じます。(自己研鑽は怠ってはいけませんが...)
ありがとうございます。
2025.08.23 14:02
橙色文書さん(No.4) 
SC ブロンズマイスター
細かいことですが「支援士を取る」を素直に受け止めると「登録セキスペになった」と理解します。
登録セキスペであれば、未経験者でも未登録の経験者が知らない知識を「少し」知っていると思われるかもしれません。
ただしディープラーニングの実務導入が進んでいますから、知識に頼り切っていると駆逐されてしまうかもしれません。

また、合格率については試験に何度も受験できることから単回の合格率ではなく在学中の合格率との比較になると思います。
個人的には、FE試験やAP試験をスキップしたSG合格者がSC試験に合格することもあるでしょうから、そのようなケースと同じ評価になると想像します。
2025.08.26 20:55
寸志さん(No.5) 
私は情報処理安全確保支援士に合格し登録済み、またCISSPにも合格・登録済みの立場ですが、橙色文書さんとはやや考え方が異なるかもしれません。

これからのAI時代においては、より一層「知識」が重視されると考えています。すなわち、登録セキスペ資格の有無は、セキュリティ業務に従事するうえで必須条件となっていく可能性が高いと見ています。

AIは結局のところ、「組織が現在何をできていないのか」を自ら認識することはできません。最終的には、プロンプトを入力する「人」に依存します。問題を認識する力さえあれば、技術的な操作や設定ファイルの作成はAIが代替してくれるでしょう。

そうなると重要なのは、知識の広さです。情報処理安全確保支援士は、その知識の幅を証明するものとして非常に有用です。したがって少なくとも日本においては、学位よりも資格が重視される時代が来るのではないかと予想しています。
2025.08.30 21:44
橙色文書さん(No.6) 
SC ブロンズマイスター
ここでいう「知識」とは言語化された伝播可能な情報をイメージしています。「こう来たら、ここでバーン!」のような言語化されていないものは知識と考えていません。

>寸志さん
おっしゃるとおり、知識の広さは情報セキュリティ技術にとって重要です。そしてコンピューターは知識の広さと量で人間に優越しますから、知識が全てであれば人間に優位性はありません。

逆に私は設定こそ人間の領域であると考えます。適正な設定を考案し、言語化して新たな知識とするのは思考ができる人間の優位性です。
ディープラーニングは主に「どの知識に似ているか」を認識する用途に利用されているため思考はできません。
2025.09.04 21:00
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