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情報処理安全確保支援士平成29年春期 午前Ⅰ 問5
問5
図に示す二つの装置から構成される並列システムの稼働率は幾らか。ここで,どちらか一つの装置が稼働していればシステムとして稼働しているとみなし,装置A,Bとも,MTBFは450時間,MTTRは50時間とする。
- 0.81
- 0.90
- 0.96
- 0.99
- [出典]
- 応用情報技術者
平成29年春期 問15と同題
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
エ
解説
稼働率、MTBF(平均故障間隔)およびMTTR(平均修復時間)の間には以下の関係があります。
稼働率=MTBFMTBF+MTTR
設問の装置は両方ともMTBF=450時間、MTTR=50時間なので、各装置の稼働率は次のように求められます。
450450+50=450500=0.9
2つの装置は"並列"に接続されています。稼働率Rの装置が2台並列接続されている場合、システム全体としての稼働率は以下の公式で表されます。
1-(1-R)2
Rに0.9を代入すれば、システム全体での稼働率が求められます。
1-(1-0.9)2=1-0.12
=1-0.01=0.99
したがって「エ」が正解です。
稼働率=MTBFMTBF+MTTR
設問の装置は両方ともMTBF=450時間、MTTR=50時間なので、各装置の稼働率は次のように求められます。
450450+50=450500=0.9
2つの装置は"並列"に接続されています。稼働率Rの装置が2台並列接続されている場合、システム全体としての稼働率は以下の公式で表されます。
1-(1-R)2
Rに0.9を代入すれば、システム全体での稼働率が求められます。
1-(1-0.9)2=1-0.12
=1-0.01=0.99
したがって「エ」が正解です。