情報処理安全確保支援士令和7年秋期 午前Ⅰ 問29

問29

表のような製品A,Bを製造,販売する場合,考えられる営業利益は最大で何円になるか。ここで,機械の年間使用可能時間は延べ15,000時間とし,年間の固定費は製品A, Bに関係なく15,000,000円とする。
  • 3,750,000
  • 7,500,000
  • 16,250,000
  • 18,750,000
  • [出典]
  • 応用情報技術者
    令和7年秋期 問77と同題

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用

正解

解説

どちらの製品も生産できる数に制限がないため、まずは2つの製品のうち、どちらを優先して作るべきかを判断するために、どちらの方が効率よく利益を上げられるかを考えます。

効率性の優劣を判断するために、機械1時間当たりの利益を求めます。機械1時間当たりの利益は「製品1個当たりの利益÷製造時間」で計算します。
  • 製品A (30,000-18,000)÷8=1,500円/時間
  • 製品B (25,000-10,000)÷12=1,250円/時間
製品Aの方が1時間あたりの利益が高いため、機械を製品Aの製造に使った方が効率的に利益を上げられます。この問題では製造数の制約がないので、最大の利益を得るためには、全ての時間を製品Aに使うことになります。

1年間に製造できる製品Aの個数は「15,000時間÷8時間=1,875個」です。この数量をもとに営業利益を算出します。
  • 売上総利益 (30,000-18,000)×1,875=22,500,000円
  • 年間の固定費 15,000,000円
以上より、考えられる最大の営業利益は、

 22,500,000-15,000,000=7,500,000

したがって「イ」が正解です。
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